この記事では、落合博満さんの練習に関する内容をお伝えしています。
落合博満さんが現役時代にやっていた練習方法や、監督時代の練習量など。
試合とは違った視点から見た『オレ流』をご堪能ください。
この記事をお読み頂くことで、
・現役時代におこなっていた、落合博満さん独特の練習方法
・チームを常勝軍団へと導いた、監督・落合博満の練習量
・練習について語る落合博満さん
等について知ることができます。
落合博満の『オレ流』練習方法
落合博満さんは現役時代、常識では考えられない練習方法を取り入れていました。
その練習方法は、落合博満さんオリジナルのものです。
その名は『正面打ち』と言います。
なぜこのような練習方法を取り入れていたのでしょうか?
それには勿論、ちゃんとした理由がありました。
理由とはズバリ、癖を直すということ。
落合博満さんの思考を読み解くと・・・。
↓
・その為には利き腕の右肘を巧みに折り畳んでスイングする必要がある
↓
・正面からボールを投げてもらい、それを打てばいいのでは?
・・・と、恐らくはこんな感じで『正面打ち』という練習方法を編み出したのだと考えられます。
素人目線で言わせていただくならば、『落合さん、怪我しませんか!?』と心配ですが。
危険を顧みず、技術向上を目指すマインド…これぞまさに『オレ流練習方法』と言えるのではないでしょうか?
因みにこの練習方法、落合博満さんは他の選手にオススメはしませんでした。
落合博満をマネして同じく『正面打ち』をやってみた某選手は、ボールが体にヒットしてしまったそうです。
同じプロ野球選手ですら失敗してしまう練習方法…その難易度の高さが計り知れますね。
それと同時に、落合博満さんの打撃レベルが如何に高かったか?も良く分かります。
監督・落合博満の練習量
現役時代の奇抜ともいえる練習方法に留まらず、監督時代も練習に対する取り組みは凄いものがありました。
『監督・落合博満』と言えば『練習がハード』なことで有名だったと記憶しています。
それを言っていたのはマスコミやファンだけではありませんでした。
当時の中日ドラゴンズの練習風景を見た若松勉さん(元スワローズ監督)は、チームの猛練習ぶりに・・・?
『度肝を抜かれた』
とコメントしました。
かつて監督を勤め、チームを優勝へと導いた名監督の若松勉さん。
そんな彼が、度肝を抜かれる練習量とは・・・。
当時のドラゴンズのキャンプは、思わず目を覆いたくなるくらいの地獄絵図だったのでは(苦笑)
以前テレビで見たのですが、落合博満さんが監督に就任した当初、チームを見てこう感じたと言っていました。
『こいつら、練習してないな』
プロ野球選手ですから、練習は毎日している筈。
しかし、落合博満さんからすると『練習量が少ない』と感じたのでしょう。
選手を見て『練習不足』と感じたからこそ、若松勉さんをも驚愕させる練習量を課し・・・チームを常勝軍団へと導いたのだと思います。
練習について語る、落合博満
落合博満さんは毎年、定期的に講演会を開催しており、好評を博しています。
講演会でも『オレ流』を貫いているからこそ、コアなファンからも指示されているようですね。
2017年に開催された講演会の中で、練習について熱く語っていました。
私個人の意見で恐縮ですが、一番印象に残っていること、それは・・・。
『誰よりも練習をやっていたと自負している』
天才は少ない練習で大きな成果を挙げる…等といった考えは幻想である。
そう考えざるを得ない、天才の練習に対する答えでした。
落合博満さんから発せられた言葉だからこそ、非常に重い…重すぎますね。
落合博満、練習量や練習方法こそ『オレ流』の真骨頂:まとめ
・落合博満さんは現役時代、独自の練習方法『正面打ち』で癖を直していた。
・監督時代はチームに猛練習を課していて、若松勉さんもその練習量に驚愕していた。
・以前の講演会で練習について『誰よりも練習した』と話していた。
以上の内容でお送り致しました。
落合博満さんの練習に対する姿勢は、まさに『プロ中のプロ』だと思いました。
工夫した練習方法も、回りを驚かせるほどの練習量も、『それが必要だから』と考え抜いた末に実行していたのでしょう。
それらが正しかったことは、落合博満さんの実績が証明していますね。
1に練習、2に練習…やはり練習は大切ですね(当たり前ですが)!