この記事では、落合博満さんとボウリングに纏わる情報についてお伝えしています。
落合博満という男、彼の凄さは野球だけに留まることはありません。
ボウリングの腕前も、相当なものだったとか。
ボウリングでプロを目指していたというのは、ファンの間では有名な話だったりします。
この記事をお読み頂くことで、
・落合博満さんがボウリングでプロを目指していたエピソード
・しかし断念…それはなぜ?
・もしプロテストを受けていたとしたら?本人語る
等について知ることができます。
あの落合博満がボウリングでプロを!?
落合博満さんの輝かしい成績からは、ちょっと想像がつかないエピソードがあります。
なんと、大学生の頃に一度野球を辞めてしまいました。
そして全く別の道に進もうと試みました。
別の道とは・・・ボウリングでプロの選手になることでした。
体育会系あるあるともいうべき、部活での厳しい(というより不可解な)上下関係に嫌気がさしてしまい、大学を中退した落合博満。
以降、後にプロ野球で数々の記録を打ち立てる大打者は、二年間も野球から遠ざかることになります。
一旦野球を離れた落合でしたが、今度はボウリング場でアルバイトを開始します。その理由は単にお金を稼ぎたいから?
いやいや、それもあったのかもしれませんが、プロボウラーのテストを受ける為でした。
アルバイトを続けながらも、ボウリングの腕を磨くことも怠ることはなく、ベストスコア286を叩き出す程に成長します。
調子の良いときは、18~19連続でストライクを出したこともあったそうです。
一般人からすると、ちょっと想像すらできないくらいのレベルだと思います。
やはり落合博満、何をやらせても超一流なのでしょうか。
なぜ落合博満は、ボウリングのプロテストを断念したのか?
プロのボウリング選手を目指し、プロテストを受けることを決意した落合博満。
ですが残念ながら、この決意は運命のイタズラによって阻まれることになります。
それはプロテストを受ける直前での出来事でした。
運転免許を取り立てであったにもかかわらず、初心者マークをつけ忘れていたところ・・・警察に捕まってしまいます。
この件での罰金によって、アルバイトで稼いだお金を失ってしまいました。
実はこのお金、ボウリングのプロテストを受験する為に貯めていた分だったみたいです。
この出来事がきっかけで、落合博満はボウリングのプロテスト受験を断念しました。
そして再び野球の世界に帰ってくることになります。
彼が選んだのは「東芝府中」に入社し、社会人野球をプレーすることでした。
野球の神様は、落合博満を離さなかった!・・・とも受け取れる結果ですよね。
もし…落合博満がボウリングのテストを受けていたら?
もし仮に、落合博満がボウリングのプロテストを受けていたとしたらどうだったのでしょうか?
素人からすると「スコア286なんて凄いじゃん!」って思ってしまいますよね。
この事について、テレビ番組で質問を受けた落合博満ですが、このように語っていました。
「絶対落ちる。あれは相当大変。自分の実力ではありえない」
あの落合博満が、こうも弱気に語るとは・・・。
彼が受験しようとしたときの話ですが『20~40ゲームという数をたった1日でこなし、かつアベレージが200以上』という、悪魔的なノルマをクリアしなければならなかったそうです。
そんなめちゃくちゃな!手首ぶっ壊れるわい!って思いませんか?
プロテストを受験しようとしたのは「俺はプロボウラーになって、大活躍するんだ!」という意気込みがあってのことではなかったみたいですね。
仮にプロテストを受けても厳しい結果だったみたいですし、やはり野球を再開して正解だったみたいですね。
落合博満、ボウリングも三冠王レベル…?:まとめ
落合博満とボーリングに纏わる情報についてお伝えしました。
紆余曲折あって一時は野球を辞めてしまった訳ですが、一度離れたからこそ感じたものもあったのではないでしょうか?
落合博満という大天才を野球に連れ戻してくれた『野球の神様』と『取り締まってくれたお巡りさん』に感謝しないといけませんねwww