今回は、仰木彬さんと野村克也さんという、二人の名監督について詳しくお伝え致します。

お互いチームを率いて、日本シリーズでの直接対決もありました。

両雄とも誰もが認める名監督であることは同じなのですが、根本的な考え方は全く違っているところがあるようです。

それが顕著に現れたのが、あのシーンでした。

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仰木彬と野村克也、二人の違い


両雄を比較するに当たり、『性格』に注目して見てみましょう。

確かな実績のあるお二人ですが、面白い程に違いがありました。

『性格』で見た二人の名将を現代っぽく例えるなら・・・。

『仰木彬さん=陽キャ』

『野村克也さん=陰キャ』

といったところでしょうか!?

そう表現できる理由について、掘り下げて見てみましょう。

仰木彬さんの性格は?


仰木彬さんはテレビ出演時、女子アナウンサーにアプローチする程のプレイボーイっぷりでした。

 

 

世間一般的に言われる『いい年』になっても、パーマ&アクセサリーでお洒落に決めていました。

学校のクラスに必ずいる『チャラ男』と言えるかもしれませんね!

対する野村克也は?


それに対して野村克也さんは、比較的地味な性格だと言えると思います。

野村克也さんも自らを「オレはひっそりと咲く月見草」と表現されていたことがあります。

また、「女性にモテない」とボヤいてたこともありました。

 

 

見た目も仰木彬さんとは異なり、落ち着いた格好をしているイメージがあります。

野球人・野村克也だからこそ目立つ存在ではありますが、もし野球をやっていなかったとるすると・・・。

決して目立つ存在とは言えなかったかもしれません。

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物議を醸した二人の采配

仰木彬さんと野村克也さんが監督の立場で初対戦したのは、1996年のオールスターでした。

言わば『お祭り』ともとれる野球の祭典であっても、二人の考えは全く違ったものだった!

・・・そう分かるシーンがありました。

仰木彬監督「ピッチャー・イチロー!」



1996年のオールスターに出場していたイチロー選手。

当然ながら外野手として試合に挑んでいたのですが、オールスターでファンの度肝を抜く『仰木マジック』を披露しました。


「ピッチャー交代、イチロー!」


この采配ににファンは、この日一番の盛り上がりを見せました。

その理由はもう一つ。

対するバッターが、数年後共にメジャーリーグでプレーすることになる松井秀喜選手だったことでした。

 

これに対し、野村克也監督の采配は?



この仰木彬監督の采配に対し、野村克也監督が取った行動は?

なんとも野村克也さんらしいものでした。


「バッター交代、高津」


ピッチャーとしてオールスターに出場していた、高津臣吾投手を代打に出しました。

この采配には場内からブーイングが。

しかしこの采配に、愛弟子である古田敦也さんはこのように語っていました。


『野村克也さんは、オールスターを(選手が名を売るための)真剣勝負の場だと捉えている。』

『だからこそ、仰木彬さんの采配は面白く感じていなかった』


言われてみると『確かにそうかもしれない』と思いませんでしたか?

 

 

またこの時、バッターの松井秀喜選手に対して、野村克也さんはこう聞いたそうです。


野村克也監督『どうする?』

松井秀喜選手『どっちでもいいです』


松井選手に確認するところを見ると、選手のプライドを大事にした結果の采配とも取れます。

物議を醸した野村克也監督の采配でしたが、しっかりとした考えがあったのですね。

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まとめ

仰木彬さんと野村克也さん、名監督だった二人の違いについて詳しくお伝え致しました。

プロ野球選手であり、監督を務めたという共通点のある二人でしたが、その性格は真逆といっていいものでしたね。

ですが、どちらも歴史に名を残す名将であることは紛れもない事実です。

違った脳みそを持っていても、成功することができる。

ここも野球の面白さだと思います。

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