今回は、仰木彬さんと清原和博さんの二人の関係性について詳しくお伝え致します。

二人がチームメイトだったことは一度もありませんが、実は固い約束を交わした仲。

名将・仰木彬さんと、男・清原和博さんの胸にグッと来るエピソードとは?

この記事を読み逃すと、熱すぎる『男気』に感動する機会を失うことになるかもしれません・・・。

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仰木彬VS清原和博


仰木彬さんと清原和博さんは敵同士として幾度となく対戦しています。

仰木彬さんは、近鉄バッファローズ→オリックスブルーウェーブ→オリックスバファローズと3球団の監督を歴任。

一方清原和博さんは、西武ライオンズ→読売ジャイアンツの2球団で主力選手として活躍、後にオリックスバファローズに移籍します。

仰木彬さんにとって、清原和博という選手は『勝負強い厄介な選手』だったでしょうね。

それに対して清原和博さんは『倒すべき敵チームの指揮官』だった訳です。

こうして二人の置かれていた立場を見てみると、親密な関係になりそうではありませんが・・・。

 

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絶頂からどん底へ…。

西武ライオンズでフリーエージェント宣言をし、夢だった読売ジャイアンツに移籍した1997年。

プレッシャーと戦いながらも、チームを日本一へと導きました。

そんなスーパースター・清原和博も、怪我が原因での成績不振やライバルの台頭等で、徐々に出番が減っていきました。

とうとう2005年シーズン終了時に戦力外通告を受けてしまいます。

憧れだった球団から受けた戦力外通告、本当にショックだったと思います。

当時のことを、清原和博さんは以下のように語っていました。


「(戦力外通告に)身も心も切られた思いだった」

強さの象徴のような清原和博さんであっても、やはり深く傷ついたみたいですね。

そんな清原和博さんに救いの手を差し伸べたのが、他でもない仰木彬さんでした。

 

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男同士の約束

前年のシーズンオフ中、清原和博さんが『他球団へ移籍か?それともジャイアンツに残留か?』で揺れていたときの話です。

そんな彼に対し、仰木彬さんは男・清原の心に突き刺さる言葉を伝えました。


「お前の花道は俺がつくる」

「最後は一緒に大阪でやろう、男の約束だ」


男であれば、これだけ熱い言葉をかけられたとしたら・・・イチコロですよね。

ありがたいラブコールを受けた清原和博さんですが、疑問に思う部分もあったと思います。

『戦力外通告を受けた自分を、なぜ必要としてくれるのだろうか?』と。

この疑問をぶつけてみたところ、このような返答がありました。


「お前の男気に惚れたんや!」


仰木彬さんが清原和博さんに男気を感じた出来事とは?

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清原和博の男気エピソード

時は遡ること1988年。

仰木彬監督率いる近鉄バファローズと清原和博さんの所属する西武ライオンズは、激しい優勝争いを演じていました。

軍配は西武ライオンズに上がり、日本シリーズ進出。

リーグ優勝の勢いそのままに、西武ライオンズは日本一へと輝きました。

その時、清原和博さんはインタビューにこのように答えました。


「これで近鉄バファローズさんに顔向けできる」


これですよ、これ!

この清原和博さん一言に、仰木彬さんは強い『男気』を感じたのだそうです。

激しいリーグ優勝争いをした近鉄バファローズは、清原和博さんの中では『戦友』と感じていたのではないでしょうか。

ですから、日本シリーズでは『近鉄バファローズの分まで頑張るんや!』という意気込みで試合に望んでいたのでしょう。

この男気が十数年の時を経て、清原和博さんをバファローズへと引き寄せたんですね。

 

浪花節でこたえた清原和博

読売ジャイアンツから戦力外通告を受けた清原和博さんに対し、東北楽天ゴールデンイーグルスもアプローチを掛けていました。

また、ジャイアンツと同じセリーグのチームも獲得を検討していたようです。

流石はプロ野球界のスーパースター、欲しがる球団は他にもありました。

移籍先が注目されるなか、清原和博さんにとってまさかの出来事が・・・。




仰木彬さんの訃報を聞いたのは、清原和博さんがハワイにいるときでした。

このとき、清原和博さんに迷いはなくなりました。


『男と男の約束を果たすとき』


翌年、清原和博さんはオリックスバファローズのユニフォームに袖を通しました。

入団会見の際、清原和博さんは入団するに至った決断の経緯について、次のように答えました。

昨年の巨人との去就問題の時、仰木さんから熱心に誘っていただきました。
お世話になった仰木さんの突然の不幸で、いただいた信義に人間として何らかのケジメをつけなければという思いから、今日、この場をお借りして、決意を発表させていただくことになった。

仰木彬さんの熱い思いは、男・清原和博にしっかり届いていました。

天国の仰木彬さんは、嬉しさのあまり男泣きしていたのかも?ですね。

 

まとめ

仰木彬さんと清原和博さんの胸が熱くなるエピソード、如何でしたか?

仰木彬さんは長年に渡って清原和博さんを思い、清原和博さんは仰木彬さんの気持ちに答えた。

清原和博さんはオリックスバファローズで現役生活に自ら終止符を打ち、仰木彬さんの作ってくれた『花道』を通りました。

両雄の固い絆に、本当に熱いものを感じました。

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