この記事では、2019年歴史に幕を下ろしたイチロー杯の歴史や、閉会式でイチロー選手が語った胸に響く言葉を動画付きで紹介しています。

イチロー選手が会長を務める少年野球大会、その名もイチロー杯

2019年に最後となったイチロー杯はどのような大会だったのでしょうか。

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イチロー杯、歴史に幕

野球を生涯かけて続ける。

一度プロ野球選手を夢見て、野球に取り組んだことがある人なら誰しも思うはずです。

しかし、現実が見えてくると、夢のまま終わってしまう人がほとんどのはず。

かく言う私もその1人なわけで…

 

そうして、野球から離れていく人はこれまでも、これからも増えていくはずでしょう。

しかし、野球で飯は食べられなくても、草野球でプレーは続けられるし、指導者として携わることは可能なはず。

また、野球大会に携わることも1つの方法です。

 

イチロー選手がここまで野球好きであることに、一野球ファンとして感服します。

イチロー杯なる野球大会があったことを知っていますか?

正式名称はイチロー杯争奪学童軟式野球大会です。

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学童なので、少年野球チームが大会の参加資格になります。

全国大会ではないので意外と知らない人もいるようです。

歴史は意外と深く、1996年に第一回が開催され、2019年には第24回大会が開催されました。

 

イチロー選手は1992年にオリックス・ブルーウェーブに入団したので、プロ4年目にして大会の会長として携わっていることになります。

開催地はイチロー選手の出身地である愛知県豊山町がメイン会場となり、各球場・地域に分かれて大会が進められてきました。

大会の閉会式には必ずイチロー選手が出席し、優勝、準優勝のチームはイチロー選手自身から表彰を受けます。

野球ファンとしては、生のイチロー選手に会えるだけでも興奮ものです。

さらに表彰していただくとなると、言葉も出ません。

何しろ、相手は世界のスーパースターですからね。

 

そんなイチロー杯は、第一回大会からイチロー選手の活躍と共に大会規模が増していきます。

2007年には、過去最大の273チームが参加し、参加地域も愛知県だけでなく長野・三重・岐阜県にまで広がりました。

ここまでくると、イチロー杯で優勝するチームは全国でも通用する力があるチームだという証になります。

 

そんなイチロー杯ですが2019年の第24回大会を持って歴史に幕を下ろします。

どんな大会であっても、野球少年・少女にとっては1つの目標になることは間違いありません。

ましてや、それが大きな大会であればあるほど目標とされてきました。

イチロー杯がなくなること、つまり目標が1つなくなることは大変残念ですが、仕方ありません。

それよりも、過去に多くの野球少年・少女の目標となって、野球を通して人間を育成する機会を与えてきた歴史を24年間も持っている意味の大きさに注目すべきです。

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2019年のイチロー杯の結果は?

2019年、最後のイチロー杯となった大会の結果はどのようになったのでしょうか?

 

3位決定戦は2-0

決勝戦は4-0

 

の結果となりました。

 

全国大会にも通用するチーム同士の対戦なので、白熱します。

少年野球とはいいながらも、その様相は中学生の大会にも思えるほどです。

 

結果は

 

優勝 山之手少年野球クラブ

準優勝 富士シャークス

3位 ツースリー大府

 

になりました。

どのチームもこれまでのイチロー杯で結果を残してきたチームのようです。

 

野球の面白いところは、他のスポーツ競技に比べて非常に予測がつかないということでしょう。

大会日程が少しでもずれていれば順位は変わったかもしれません。

「10回やって9回は負けるけど、1回は勝つかもしれない」

それほどの実力差でも、大会のその日に「1回」を引き当てればいいのです

野球はそれがよく起きるスポーツであることは、経験者や指導者、ファンであれば良く分かるのではないでしょうか。

 

イチロー杯の最後の大会で表彰されたチームには、ぜひイチロー選手がこの大会の会長として、どんな思いを持って携わっていたかを知ってほしいです。

「野球の底辺を広げたい」

これが、イチロー杯の始まりです。

「底辺」を「年齢」と考えたとき、それは学童野球と解釈することもできます。

学童野球を広げるということはどのようなことにつながるのか。

 

例えば、

  • 野球というスポーツの楽しみを知る
  • 人の成長に関わるもの
  • 野球を通じた人間関係の形成
  • 夢や目標を持つということ
  • 目標に向かって努力すること

などが挙がります。

 

イチロー杯の最後の表彰チームのメンバーには、ぜひそれらをもっと広げて、野球人口が減っている日本で「今以上に底辺を広げて」ほしいと、一野球ファンとして思います。

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2018年の閉会式が胸に響きすぎる…!

「イチロー選手はスピーチの天才なんじゃないか」

 

と思うことがあります。

 

話す間や言葉の選び方、深みが普通のスピーチと違う印象があります。

これは2018年のイチロー杯の閉会式で生み出されたスピーチです。

 

努力をすること

一生懸命になること

 

これらは、夢の達成に必ず必要なものです。

しかし「できると思ったことは必ずできるわけではありません」

 

「努力すれば必ず夢は実現する」

 

非常に聞こえがよく、小さい子でも必ず聞いたことがあるその言葉を、イチロー選手はいきなりぶった斬ります。

 

聞いている野球少年・少女の中には

「周りの大人たちと言っていることが違う」

なんて思ったりしたのではないでしょうか。

 

でも、それから先の言葉に深みがありました。

 

「できないと思ったことは、100%できない」

 

つまり、成功するための最低条件には「あきらめない」ということです。

 

努力したが報われなかった経験がみなさんにもあるのではないでしょうか。

その時に、挫折してしまうのでは、これからの人生につまずく可能性があります。

むしろ、人生で挫折しないことなんてありません。

 

人生で大事なことは教えつつ、挫折した際にあきらめるようなことがないに教える。

 

さすが、常に争いが厳しい世界にいたメジャーリーガーの言葉です。

重みが違います。

 

その重さを受け止めて、野球少年・少女がより人間として成長することを願うばかりです

実は、イチロー選手の言葉を聞いたときピンッとくるものが私の中にありました。

この発言に似たことを言っている人を知っているからです。

人といっても実在の人ではありません。

マンガの中の登場人物です。

ボクシングマンガでその人物はジムの会長をしています。

森川ジョージ氏著 『はじめの一歩』(講談社)に出てくる鴨川会長です。

「努力したものが全て報われるとは限らん。しかし!成功するものは皆すべからく努力しておる!!」

このセリフを見たとき、「深いな~」なんて思っていました。

 

イチロー選手が『はじめの一歩』のその場面を知っているかどうかは分かりませんが、努力することの重みを知っている人物であることは間違いありません。

だからこそ、聞いているこちらの胸に響く言葉なのです。

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イチロー杯、2019で幕。閉会式、感動的だったなぁ…。:まとめ

・24年間の歴史を持つ、イチロー杯が2019年の第24回大会を持って歴史に幕を下ろしました。

・2019年に最後を迎えたイチロー杯の結果は山之手少年野球クラブが優勝し、同チームには今後の日本の野球の底辺を広げる、さらなる活躍が期待されます。

・2018年のイチロー杯閉会式では「人生には厳しい面もあるが、あきらめないことが大切」という厳しい世界に身を投じてきたイチロー選手の言葉がありました。

以上の内容でお送り致しました。

 

私自身、少年に野球を指導してきた経験があります。だからこそ、イチロー杯を通じて野球少年・少女が成長してくれることを、本気で願っています。

大会がなくなることは残念です。

しかし、現役を引退してもなお、イチロー選手が野球界に影響を与え続けることを期待せずにはいられません。

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